2023-10-12 従妹の帰国と祖母の涙 エトセトラ お祝い事です。 5年ほど経つだろうか。 従妹が突然に海外で再就職するなんて言い出したのは。 祖母が涙を流しながら、 「なんで、そんな遠くに行くのか。(しなんじゅ)止めるように説得してくれ」 なんて事もあったな〜。 祖母は自身の生い先なんかを想像していたのだろう。 気持ちは理解していたつもりだが、口から出たのは従妹を後押しする言葉だったと思う。 そんな祖母は今日も泣いていた。 祖母はあと数えるほどの日数で白寿を卒業する。 近年では私の顔を見るだけでも涙を流すほどの涙腺ゆるゆるで、耳も都合の悪いことは聞こえない、口は達者な逞しく愛すべき婆である。 そして、その婆の血を高濃度で引き継ぐ従妹はというと、 性格があっさりしていて、自由奔放、オールオープン。 そのせいか、我が家のメンバーは皆んな従妹の事が好きなようで、何かにつけてはLINEのやり取りなど、血の繋がりが近い私より濃い付き合いをしてる。 実年齢よりかなり若く感じさせる風貌、行動力とバイタリティが、子供達からも好かれるファクターでもあるのだろう。 また、従妹はその性格ゆえに独身を存分に堪能しており、更には突然海外に旅立ち、結果としてコロナ禍で帰国も自由にならない状況であった。 それが、久しぶりに帰国するとのこと。 しかも、結婚する予定の相手を連れて帰国する。 そして、帰国と同時に入籍する。 相手さんは日本人であり、職場恋愛。 かなりの晩婚だし、性格もサバサバだが、結婚ともなると乙女感が満載だ。 お祝いを渡すために会いに行った。 我が家の子達は私より先に既に会いに行ったらしい。 なんか、親の扱いより良い気がする。😢 お相手の方も、マメで実直で男前。 仕事ぶりを想像してしまうのは社畜ゆえか??😱 次から次に現れる初対面の親戚達の名前を一生懸命覚えようとしてる。 私なんて彼の名前を聞いたそばから、忘れそうな不安を抱えている。 二人は何をするにも共同作業。 私のような付け焼き刃ではなく、普段からそうしてるのだろうなと感じさせるサスティナブルな安定感。 そんな姿を細めた目で眺めて、ソファに座りながら涙する祖母であった。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 読者登録いただいている方もありがとうございます。 私がフォロバできていない場合にはお知らせいただけますと幸いです。 この記事の応援数がカウントされますので、ポチっとお願いします。 にほんブログ村