2023-03-19 車の契約の仕方【第三話】 クルマってワクワクする なんと、第3話。 早く決めないと時間もない。 試乗と外装色の確認 2日目に帰宅すると、日産及び三菱から試乗の案内に関わる連絡が届いていたようだ。 3日目は試乗三昧と洒落込む。 まずは、日産デイズを拝借。 試乗時の乗車人数を、キャストの時より増やしたこともあり、加速感はキャストより低いように感じた。 ただ、通常の一人乗車においては、支障とはならないレベルと判断したと同時に、この印象は主役には伝えないことにした。 やはり、運転席・助手席における乗組員の快適性、前述の腰サポートは最も優れているポイントだと改めて感じた。 あとは、車体の色だ。 これは主役の主観が大切だ。 ただ、ダークカラーの注意点、例えば暑いとか洗車傷等の目立ち等については、伝えておく必要がある。 それと、本人が運転席に乗り込んだ際に、主役の風貌に似合う色か否か。意外に大事なポイントだと考えている。車は機能性だけではない。ファッションでもある。どんな車でも似合うなんて人は希少だ。 この点は立ち会う参謀が、正直に伝える役割を担っているだろう。正確な答えを見極めるセンスを持ち合わせているか?大丈夫だろ?ランニングシャツと短パンを纏ってランボルギーニから降り立つような人間ではないはず。これはこれでオシャレなのか?? さて、日産デイズの納車時期が問題だ。 なんと夏を超えてくる可能性があるそうな。 特に、シートヒーターを備えた寒冷地仕様については更に厳しい。 売れているからなのだろう。もしくは「サクラ」なる環境に比較的優しく、環境変化に比較的弱い品種に生産注力しているのだろうか。 この情報を主役は厳し目に評価したようだ。 次の試乗に向け暫しドライブしよう。 本日2つ目のメニューは三菱ekクロス。 デイズとエンジンも同じ故に試乗の味もほとんど認識済みと言えるが、ディーラーとの付き合いも後々のためにも大切だ。 しかし、デイズもekクロスも街中でほとんど見かけない。 前述の車体色を決めるにしても現物を見て判断したいのだが、探している時には出会えないもの。 これだけ見かけないと、購入も不安になる。 いくら個性的な物が欲しいとしても、人気のない物は買いたくない。ましてや高額な買い物。 電脳世界での検索でも、車名毎の販売台数まではレポートしてくれない。 この正確な根拠に到達できない不安についても、私の脳内世界に隠しファイル化しておき、主役の不安を煽らないように配慮する。 さて、予想通りの乗り味を消化しながら、先程の日産での会話をここでも再現しつつ、納期に関しては日産とは異なる返事であった。 2ヶ月ほどということなのだが、同じ三菱の工場生産で、何がその違いをもたらすのか? この質問を営業担当者に投げかけるも、明確な答えは返ってこなかった。 問題の見積もりであるが、やはり値引きについては意欲は大いに感じるものの実績は追いついていない。 オプションを最大限再考しても、しれているだろう。 主役の資金計画の具体化を促しながら、本日の行程を終えて帰路についた。 最近の車の購入方法の大半は、残価設定のようなパターンだ。 ディーラーによって多少異なる内容になっている。 ディーラーローンは、通常ではかなり高い利率設定であり、あまり選択したくない。 何故こんな高い利率になったのだろう? 金融政策のせいか?ディーラーの作戦? そもそも、ローンを選択するユーザーも比率的に少ないだろう。それ故のファイナンス会社の方針でもあるのかもしれないが、その世界を語れる知見は、微塵すら持ち合わせてないことに気がついた。 この点においては、知識欲など湧いてこない。 儲かることにしか興味がないということか?? 我ながら冷たい感情だなと考えながら、自らの気持ちを切り捨てる。それも冷たさの上塗りだと感じながら。 しかし、3日間ずっと車の事にかかりっきりだ。 気がつくと疲れていた。 この物語の終わりが見えてこない。 何故なのか?自身の買い物ではないこと、主役の本心がわからないことがその理由だろう。 主役としっかり向き合って、気持ちを聞いてみよう。 本人は、これまでの様々なインプットから、自身に有益な情報をプライオリティを加味し整理していた。 外観、シートヒーター、全方位カメラ、内装ダーク色、これらを必要事項として選りすぐったようだ。 あとは予算がラスボスとして立ち塞がっていた。 果たして、どの車種を選択するのか。 そもそも購入に至れるのか。 この記事の応援数がカウントされますので、ポチっとお願いします。 にほんブログ村