2023-03-11 車の契約の仕方【第一話】 クルマってワクワクする 最近はネットで様々な物を購入できる。 漏れなく車もその対象になっているが、そんな簡単にポチれる価格の物ではない。 ましてや、複雑化・多様化している機能など、慣れない購入者には触れずに理解も出来ようはずもない。 購入車種の検討 4月から車が必要だから軽自動車を買いたいとのことで、一緒に見に行って欲しいと依頼を受けた。 最近の軽自動車って何があるんだ?? ジムニーとS660とコペンくらいしか知らんし。 ジムニー買えば?と言い放つ。 高いし、手に入らないとな。。 そー言えば最近は日産の軽自動車が快適そうな匂いがするな。 三菱が日産と共同開発的な関係性だと思うから、それもいいんじゃないか。 何という名前の車を売ってるんやろ?? それすら知識が乏しい状態から始まる。 とりあえず、車種が何があるのか認知しないと、何をするにも始まらないということで、中古車屋とか新古車専門店に行ってみよう! ということで見てきた。 購入者本人の意向は、人とは違う個性的な車。 最初に目に止まったのは、タフト。 開閉はしないが、天井がガラスなのは好印象。冷静に考えてもあまり実用的なわけではないのだが、他に無い個性からかプレミア感のような印象を受ける。 ガラスであればメンテもしやすい。 ボディ、特に天井がダークカラーの場合、青空駐車だと雨等による水滴が、日光と熱により焼き付いてしまう。この模様のようなシミを除去するのは、場合によっては個人では困難なほど。 ガラスはこの点が非常に楽になる利点がある。 このタフト、個人的にはいいなと感じたのだが、電子式パーキングブレーキが気に入らないと主役が申している。 足踏み式のパーキングブレーキが良いという強い意志と要望。 電子式は超便利だと思うのですが、主役は便利故のリスクが気になるとのこと。 利便性と引き換えに、サイドブレーキを操作するルーティン化を阻害すること、機能と原理の理解を蔑ろにした応用力の欠如といったところだろうか。 主役が気に入ったのは、個性的な顔立ちのキャスト。 確かに大きめグリルで、エメラルドグリーンの外観も落ち着いて良い色。 私は、後部ウィンカー位置がバンパー部に配置されているのが、下過ぎて安全性としての他者からの視認性という意味で少し気になる。 車体も小さいし。 ちなみにキャストはミラなんやね。懐かしい。 中古車、新古車市場において、日産と三菱にはほぼ出会えなかったので、少し消化不良気味なため、各々ディーラーに赴くことに決める。 当然の如く、この販売店の営業担当者からは今日決めて欲しいという言葉とともにいくつかの条件提示されますが、丁重にお断り。 営業者の圧も相変わらず強めだ。 車選びのポイントの一つは、営業担当者との波長の合致だと感じている。 やはり一定期間の付き合いが生じるし、高額な買い物、気持ち良い買い物をしないと購入物に対する愛着にも影響するでしょう。 不安や不満を感じたなら、それは正しい出会いではないのではないか?車も人も。 次に向かう。日産ディーラーへ。 途中、付き合いのあるトヨタディーラーへTEL。用件は、トヨタがダイハツを扱っていたことを思い出したので、キャストの見積もり依頼。 この人は信頼できる。速攻で見積もり完了の返事を受領。日産の後に向かおう。 日産ディーラー 日産にてデイズの展示車両を拝見。 やはり先程見た車種達とは少しオーラが違う。 サイドウィンカーなども耳に付いている。 シートの座り心地が上等。特に腰のサポートが普通車のそれよりも包まれている感がある。 主役の印象も上々のよう。 ただ、予算を考えグレードを下げた場合の内装が白っぽくなってしまう点は、初見の印象は良かったのだが、外から車内を見た場合に搭乗者の顔が比較的鮮明に見えてしまう。 これはメリットとデメリットがあり、やはりこのご時世はプライバシーを守る方のプライオリティを上げる方向に判断したくなるため、ダーク色の内装が良いのではないかと感じた。 値引きなしの初回見積もりは圧巻の2百超え。 まあ最近の軽四はこれくらいなのはなんとなく想像していたものの、さすがににわかには承諾し得ない金額。 当然、主役の予算もそれを望んでいません。 試乗車がなく、別途予約を要望し、トヨタへ。 トヨタでダイハツ車を トヨタにおけるキャストの見積もり額はさすが話は早く、値引き額も想定値。 だが、展示車はない。これは致し方ない。来ているのはトヨタなのだから。 展示車の中でパッソという普通車に目が止まる。顔付きがキャストに似ているのだ。これはダイハツのOEMなのか? 見積もりを依頼すると、デイズと遜色ない値。 値引き額の想定からすると、パッソの方が良いのではないか? 搭乗者の安全性という観点においても、普通車に軍配がある。高速安定性も同じく。 私としては、この時点でパッソ押しなのだが、駐車場の難易度が上がることがクリティカルに効いてくる懸念があり、確認を要する宿題として認識しつつ、1日目の行程がタイムオーバー。 はたして、予算的にも満足する購入ができるのだろうか。 この記事の応援数がカウントされますので、ポチっとお願いします。 にほんブログ村