五竿風月 ♪磯恋しい♪

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「レジェンド&バタフライ」を見てしまった

二日酔い気味の身体を無理矢理起こし、身だしなみを整えるためにヘアカットに行き、今日一日を自身の歴史の1ページとして考える。

 

朝一番から待ち時間なくヘアカットすると、気持ちの上でもスッキリした気分になり、二日酔いも吹き飛ぶ。

 

しかも、まだまだ一日の時間が豊富に残されている。

店を後にし、歩き始めて、この時間を何に使うのかしばし考えた。

ふと思い出した数日前の知人のセリフ。

「レジェンド&バタフライ良かったですよ!」

スマホをおもむろにポケットから取り出し、最寄りのシネマの上映スケジュールを検索。

ちょうど今から上映開始という絶妙なタイミングやんか。

少しだけ歩幅を増やし、少しだけ左右のリズムに巻きを入れた。

 

シネマに着くやいなや、トイレからの流れるような動きでチケット、ワンドリンクを両手に座席に滑り込み、既に前座が終わりそうなスクリーンを見上げ、間に合った事に安堵する。

 

前振りが長くてすいません。

肝心の中身はというと、何より今回の主役お二方の演技、「生まれながらの役者感」を強く改めて刻まれる印象。

信長の歴史については、書物、映像、ゲームコンテンツなどで幅広く、多彩な形で複数の人格が描かれていて、それが自分の中にもインプットされていますが、それらを統合的に表現されている感じ。濃姫との関連から少し弱さを兼ね備えたキャラが付加されてるかな。

 

濃姫は非常に現代的なキャラの印象で、綾瀬はるかさんの美しさと自身の地のキャラが活かされて非常に魅力的に感じられます。

 

少し足早に展開されていると感じたものの、コンテンツの時間は3時間というボリューム。

ラストの表現方法は、心にわだかまりのようなネガティブな印象を残さない上手な作り方だなぁと。

主人公の人格にならって、これ以上の内容はあまり言葉にしないようにします。

 

総じて言うと、夫婦や彼氏彼女のようなパートナーとご覧になると何か少し関係性にちょっとした刺激になるような、素敵なドラマを見せてもらいました。

私は一人でしたが。

 

前夜の飲食のおかげで尿意をもよおし、必死の我慢をするものの、本能寺の変の直前に厠に駆け込むという刺激的な伝説を刻んでまう。

是非もなし。。

 

 

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